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窓結露

自分で出来る、窓の結露対策

グラスランチハウスがある八千代市周辺の木々の紅葉もだいぶ進んで、冬に向かって朝晩の冷え込みも徐々に厳しくなりつつあります。

お住いの北側の窓には、そろそろ結露の発生が起こる時期ですね。
特に、築年数の経った、単板ガラスサッシの団地やマンションでは、角の部屋は北側ばかりではなく西側や東側の窓にも結露が発生して、真冬になると、南側の窓にもビッチリと結露の発生が起こります。

結露を放置すると、カビの発生が起こり、さらに放置すると、窓枠が腐ったり、壁紙が剝がれたりの現象が起こります。
毎日、たまった結露水や窓ガラスを拭くのは大変ですね。

そこで、今回は自分で簡単にできる、窓の結露対策をお教えいたします。

使う材料は、割れ物等を買ったりするときに入っている、「プチプチシート」と、テープです。
「窓ガラスを全て覆うほどのプチプチシートは、家には無いよ」という方は、八千代市周辺なら、ジョイフル本田や、カインズホームなどの大きなホームセンターに行くと、ロールで好きな長さでカットして買うことが出来ますので、必要な分を測っていって購入して下さい。

プチプチシートの正式名称は、気泡緩衝材と言うのですが、幅1m20cm、長さ40m程で、1ロール¥3,000位なので、それほど高いものでもありません。

プチプチシート

シートの貼りかたは、まず最初に、ガラスとサッシの枠をきれい掃除してから、ガラス全体を覆うようにシートをテープで貼ります。
この時に、シートの内側に空気が入らないように、キッチリと隙間なくテープを貼るのがコツです。

これだけでも、だいぶ状況は改善されますが、更に性能を上げるには、シートを2重に貼ります。
これは、窓の断熱工事を行っていることになり、静止空気による断熱層をガラスの内側に作る作業を行いますのでで、プチプチシートに穴が開いていたり、切れてしまっているシートを使うと静止空気となりませんので、なるべく新しいシートを使うようにしましょう。

熱の伝わりずらさ(熱抵抗値)は、断熱層の厚さに比例して性能が上がっていくので、1重より2重、2重より3重の方が結露の発生を防ぐ事が出来ます。

この方法は、お金を掛けずに自分で出来るというのが最大のメリットですが、窓からのあたたかな太陽の光が遮られてしまいますので、太陽の光が入る南の窓は行わないほうが良い場合が有りますので、ご自宅の状況を見ながら判断してみて下さい。

また、ずっとシートを貼りっぱなしにして置くと、熱でテープのノリが溶け出したり、剥がれにくくなったりもしますのでお気を付けください。

私たちグラスランチハウスでは、残念ながらプチプチ工事(笑)は承れませんが、二重サッシや壁の断熱工事等の相談や工事は、省エネ住宅技術者がお受けしていますので、ご興味のある方は、問合せ下さい。



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