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無垢フローリング

八千代市のリフォームブログ|無垢フローリングの傷直しの方法

八千代市周辺でのリフォームやリノベーションで、「無垢のフローリングを使いたいけど、傷つきやすそうなので悩んでいます。」と言う方が多くいらっしゃいます。

無垢のフローリングは、素材の特徴である調湿作用と、歩いた時の足の裏に感じる暖かさや柔らかさ、そして経年変化による色合いの変化などが楽しめて、八千代市のリフォームでも採用件数が多くなってきていますが、反面傷がつきやすいなど欠点も存在します。

代表欠点の『傷つきやすさ』を逆手にとって、『傷の治しやすさ』ととらえて、無垢のフローリングで一番人気のある、オークのフローリングの傷の治し方を解説します。

重たいものを引きずってできてしまった傷。せっかくリフォームしたのにがっかりですね。

でもあきらめてはいけませんん。
自然素材である無垢の木の湿気を吸収すると膨張する特性を利用して傷を治してみましょう。

まずは、必要な材料と道具です。
今回は、ホワイトオークの自然塗料塗装(オスモカラークリア)で仕上げたのフローリングです

床傷直し材料

① 塗料・・・元々仕上がっているものと同じものを要します。
② サントペーパー・・・#120~#150位
③ 養生テープ(マスキングテープ)
④ 刷毛(なるべく柔らかい毛先の物)

では、早速作業に掛かります。
最初に木目の切りの良いところでテーピングをします。
その後、サンドペーパーで塗料を落とします。

無垢フローリング

こんな感じになるまでサンダー掛けをします。

無垢フローリング

塗料が落ちたら、木くずを掃除して、傷の周りを濡らして、凹んだ部分を膨らませます。
コツは、傷より広い範囲を、ビショビショになるまでに濡らします。そのまま自然と乾くまで放置します。1回で凹みが回復しない場合は、この作業を何度か繰り返します。

オークフロアー

こんな感じで、傷が膨らんできたら、今度は、床が平らになるまでサンダー掛け を行います。

無垢フローリング

すると、こんな感じで凹み傷が全く分からなくなります。
ここまでが、下地処理となります。

後は仕上げの塗装になります。
逃走する部分を乾燥させてホコリなどを取りのぞきます。
そしたら、塗料を良くかき混ぜて、仕上げていきます。
この時は、いっぺんに塗料を付けずに、なるべく薄くフローリングに浸透させるように塗っていきます。

これで、乾いたらマスキングテープをはがして完成です。
ここまでで、実際に作業している時間の合計は、2時間ほどですが、床を濡らして凹みが戻るまで4時間程、塗装をして乾くまで12時間程と、時間の取れる時(やる気が出た時)に作業を進めていたら、筆者の場合、正味2週間程掛かってしました。

作業自体は、難しいものではなく、素人の方でも十分可能な内容ですが、乾かす時間を考えると、結構ハードな感じもします。
塗料が古く撥水性が落ちていたりしたら、サンダー掛けを省いて、最初から傷の周辺を濡らす作業から始めても、ある程度の効果は期待が出来ると思います。

注意
合板やMDFが基材の複合フローリングは、パーパー掛けをすると基材が出てきてしまいますので、絶対に行わないで下さい。」


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