八千代市のリフォームブログ｜お風呂のカビの発生を抑えるには？

お風呂のカビで悩んでいる方が多くいらしゃると思いますが、筆者が八千代や佐倉での多くのリフォームやリノベーションの経験の中で得たカビの対策を伝授いたします。

まず最初に、タイルのお風呂のカビ対策です。
白いはずのタイルの目地がカビで真っ黒なんてことも多いですね。

少し大変な作業ですが、新型コロナウイルスの影響で、ゴールデンウィークも出かけることが出来ない今だからこそできるお住いのメンテナンスですので、頑張ってみましょう。

まず最初に、現在発生しているカビの除去を行います。
市販のカビ取り剤で構いませんので、目地の部分に噴射します。
この時に、ティッシュペーパーやキッチンペーパーを切って貼り付けると、カビ取り剤がその部分に長くとどまって、より効果が上がります。
この時、浴室の換気は、必ず行いましょう。

カビがきれいに取れたら、次は浴室内を乾燥させ、目地に染み込んだ水分を蒸発させます。
浴室乾燥機がある方は、乾燥機を使って、無い方は浴室を電気ストーブなどの暖房機を使ったり、ドライヤーで目地部分を乾かしましょう。

完全に目地が乾燥したら、ここからが一番の作業になります。
目地の部分に、ロウを塗り込んで、水が染み込まないようにします。
仏壇用の安いロウソクで構いませんので、目地部分全てにロウを塗ります。
代用品として、車のワックスでも構いませんが、ロウソクの方が使いやすく、長持ちします。

結構時間と体力を使う作業ですが、やるとやらないでは、その後のカビの発生に大きく違いが出ます。

最近のお住まいは、ユニットバスやシステムバスのお住まいが多いのと思いますが、こちらの場合は、浴槽廻りや壁と床のつなぎ目のあるコーキングにカビが発生します。

カビの除去と乾燥までは、タイルのお風呂と一緒です。ただ、あまりにカビがコーキングの中まで入り込んでいるようでしたら、コーキングの打ち替えをしてから次の作業に移ってください。

コーキングの打ち替えは、ご自身で行えば、材料代￥2,000～￥3,000程度、我々プロに依頼すると、￥30,000～￥50,000位になります。

コーキング部分がきれいになったら、コーキング部分に浴室防水テープを貼ります。
ホームセンターやAmazonなどで、￥1,500程で購入できると思います。
タイルのお風呂に比べれば、作業部分が少ないので、時間もさほどかからずに終わります。

日頃の基本的な、お風呂のメンテナンスで多くの方が勘違いをしていることがあります。
それは、乾燥させるためにお風呂に入った後にすぐに窓を開ける方が多くいらっしゃいますが、お風呂を使ってすぐは、とても温度と湿度が高く湯気がいっぱいの状態です。
その状態で窓を開けると、湿気が逃げるどころか一気に浴室内が冷やされて、湯気で漂っていた水蒸気が結露して水滴になって、天井や壁に張り付きます。
特に冬場は、この事によりカビの発生が多くなってしまいます。

一番最適な方法は、使用後にすぐに窓は開けないという事です。
浴室乾燥機が付いている方は、乾燥機を使っていただき、換気扇だけの方は、お風呂を使用する度に換気扇を30分以上運転をして下さい。その時脱室側のドアを少し開けて、空気の流れを付けることが重要です。

浴室乾燥機も換気扇もない方は、翌朝浴室内の温度が下がたら、初めて窓を開けます。
天井や壁についた水滴は、雑巾などで拭き取るとより効果的です。

八千代でリフォーム工事を営む筆者の自宅でも、浴室のカビはなかなか防ぐことが出来ません。
カビの発生をなるべくさせない日頃のメンテナンスや手入れが大切です。

八千代市の村上にあるグラスランチハウスでは、リフォーム・リノベーションの専門スタッフが常駐していますので、浴室リフォームばかりでなく、小さな工事からお住い全体のリフォーム・リノベションまで、あらゆる相談を受け付けていますので、この機会に是非ご利用ください。